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【サンプル】光熱費爆上がり? 7月20日が来る前に知っておきたいこと

コロナで7月20日から爆上がりする光熱費!

 

「おうち時間が増えて光熱費が上がった」と悩んでいる方。
忘れてませんか?
もうすぐ夏休みですよ。

 

毎年、夏になると、どこの家でもエアコンを使うので電気料金は一気に上がりますが、特に今年は劇的に光熱費が増える夏になるでしょう。

 

この記事では2020年7月20日から一気に増える電気料金と、その原因や対策についてご紹介します。

 

7月20日から光熱費が増える3つの理由

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(Photo by  写真AC:TicTac)

夏に光熱費がかかる家電のトップがエアコン。
そして、2020年7月20日から、光熱費が途方もない勢いで増える理由は3つあります。

 

1.今年の夏は7月20日以降猛暑になる

2.コロナウイルス感染防止対策、外出自粛で「おうち時間が増える」

3.コロナウイルス感染防止対策で、窓を開けて換気しなければいけない

 

それぞれのポイントを解説します。

 

1.今年の夏は7月20日以降、猛暑になる

 

日本気象協会は、3か月の長期予測で「2020年の真夏は猛暑。9月も厳しい残暑が続く」と発表していますが、厳密には、猛暑になるのは、全国各地に梅雨明け宣言が出される7月20日以降。
7月後半・8月・9月と平年より気温の高い日が続きます。


「電気代がもったいないから」と冷房を控えるのはやめて、10月までは、毎日、気象情報の熱中症注意報をチェックしてくださいね。

 

2.コロナウイルス感染防止対策で「おうち時間」が増える

 

コロナウイルス感染防止のための手洗いや消毒、外出時のマスク着用、「三密(密閉、密集、密接)」を避ける行動」、定着してきました。


しかし、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)や大阪などでは感染者が増えています。
一方、政府主導でテレワークが推進されているので、在宅勤務も増え、今後「おうち時間」が長くなる家庭が増えるでしょう。

 

3.コロナウイルス感染防止対策で、窓を開けて換気しなければいけない

 今後、学校や職場経由で、コロナウイルスが家庭内に持ち込まれる可能性は高くなります。

「換気」は有効な対策ですが、気温が高いのに、窓を開けて、熱い空気を部屋に入れなければいけない状態は、光熱費を引き上げるでしょう。

 

冷房代節約の基本7つのポイント

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(Photo by 写真AC akizou)




換気のことについて知る前に、冷暖房費節約のポイントをおさらいしましょう。

 

1室温が夏は26℃、冬は20℃程度になるようにエアコンの温度を設定し、必要な時だけつける


2.窓の開閉はできるだけ少なくする

 

3.エアコンは自動運転(室内の温度が設定温度になるまで強冷、その後は送風運転や弱運転で設定温度を保つ)モードに

 

4.扇風機を効果的に使う(風が体に当たると体感温度が下がる)

 

5.半月に1度フィルター掃除をする

 

6.カーテンやすだれなどで直射日光をカット(外出時は昼間にカーテンを閉めると効果的)

 

7.室外機は直射日光が当たらないようにして周囲に物を置かない

 

みんな意外と知らない換気のこと


熱中症防止のために、クーラーをつけたいけれども、コロナウイルスの感染防止のために窓を開けて換気しなきゃいけない。でも、外の熱い空気が入ってくるし」


今年の夏は、コロナウイルス対策と熱中症対策、両方が必要。
でも、「換気」について意外に知られていないことが多いです。

 

それは…エアコンの「換気」システムは部屋の中の空気を循環させているだけなので、外の空気は入ってこないこと。


そして、2003年7月以降に建てられた家は、24時間換気システム設置を義務づけられていること。

 

24時間換気システムとは


お住いの家の壁に換気口がついていたり、「24時間換気システム」と書いたスイッチがあったりしませんか?

「エアコンで冷やした空気が逃げてしまうから」と換気口をふさいだり、24時間換気システム(機械換気)のスイッチを切ったりしていませんか?

機械換気は、お風呂やトイレ、洗面所などの換気扇を動かすと、換気口から汚れた空気が排出されて、代わりに別の換気口から新鮮な空気が入ってくる仕組み。
計算上は2時間で家の空気が全部入れ替わりますが、窓を開ける自然換気も同時に行うことをお勧めします。

 

電気代を節約しながら熱中症とコロナから身を守ろう

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(Photo by 写真AC:月舟)




換気とエアコンの使い方のバランスをとる手順をご紹介します。

 

1.帰宅したら、エアコンのスイッチを入れる前に窓を開け放って熱い空気を追い出す。

特に南向きの部屋や西日の入る家は室温が高くなるので要注意。

冷房効率も上がり、電気代節約にもつながります。

 

 

2. コロナウイルス対策に、1時間に5分、2回程度、窓を開けて換気。

空気の通り道は窓を2か所開けること。
空気の入り口は小さく、出口は大きく、部屋の対角にある窓を開けるとよいでしょう。
空気の出入り口が1か所しかない場合は、部屋の内側から外側に向かって扇風機で風を送る。
風呂場やトイレ、台所の換気扇を回すなどの対策も有効です。

 

3. 換気の最中も冷房を止めない。

「電気代がもったいない」と思わず、熱中症を防ぐために、やや低めの温度設定を。

 

家に帰ったら「手洗い」「消毒」「換気」。
この3つを習慣にして、熱中症も夏のコロナウイルス感染も防いで、夏を楽しく過ごしてくださいね。

 

(この記事は、2020年7月14日時点での情報を元に書かれています。必要に応じて最新情報をご確認ください)

 

参考:

2020年3月30日 空気調和・衛生工学会と日本建築学会による発表:
 

新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して~「換気」に関するQ&A~

ダイキン

上手な換気の方法~住宅編~

 日本気象協会

2020年 真夏は猛暑に 9月は厳しい残暑 3か月予報(2020年06月24日付)

 

「島村由花」名義の記事

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今回のおすすめ文具

 

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堅牢な手帳を作ることで知られている、手帳メーカー「ダイゴ―」。

きちんと製本された家計簿は、自分で必要な項目を設定して書くことができます。

「底値表」を使って、特に気になる出費をピックアップたり、家族別に出費を管理したり。

自由度が高いので、家計簿をつける習慣がつきます。