皆さん、あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
コロナに苦しんだ2020年
昨年は、新型コロナウイルス感染拡大で、日本中の人が大変でした。
緊急事態宣言や外出自粛要請のおかげで、倒産・失業・休業などで「働けない人」が増えました。
2020年の4月、夫が「直腸S状結腸部穿孔(突然、大腸の一部に穴が開き、腹膜炎を起こして死に至る病気)」にかかり、長期入院しました。
コロナの第1波感染拡大の最中で、病院は戦場。
精神的にもお金のことでも大変でした。
夫が「働けない状態」で、傷病手当金をもらったのですが、傷病手当金や高額療養費は、届け出てから入金まで3か月ほどかかります。
保険金も即座には出ません。
当面の医療費や生活費困っていた時、振り込まれた「特別定額給付金」。
確定申告の提出期限延長や、住民税の納付猶予などの特例措置は、本当にありがたかったです。
そして、コロナ対策の影響を受けるのが2020年の確定申告です。
2020年(令和2年)分 コロナ関連確定申告の3つのポイント
コロナ関連の確定申告の注意点について、主なものをまとめてみました。
1.申告期限が令和3年3月15日
昨年度(令和元年度)、給与所得者や年金受給者の方で、医療費控除・ふるさと納税・住宅ローン控除などの還付金を受けるための確定申告は、5 年間(令和 6 年 12 月 31 日まで)申告可能ですが、令和2年分の確定申告は令和3年3月15日です。
※2021年2月2日、申告期限が4月15日に延長されました。
2.課税の給付金と非課税の給付金がある
非課税:「特別定額給付金」
全国民1人あたり10万円給付された「特別定額給付金」は、非課税になります。
課税対象:「持続化給付金」「雇用調整助成金」「休業協力金」など
企業や個人事業主向けに支給されたものは「収入」とされ、法人税や所得税の課税対象になります。
3.チケットを払い戻さずに寄付金控除を受けることができる
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のための自粛要請、緊急事態宣言の発令で、多くの文化芸術・スポーツイベントが中止になりました。
文部科学大臣が指定した行事 については、「チケットの払い戻しを受けない」を選択すると寄付金控除が適用される場合があります。
具体的な行事については、文化庁とスポーツ庁のホームページをご覧ください。
なお、所得税や住民税の延納を受けている方は、税務署や確定申告会場で相談することをおすすめします。
相談・申告には入場整理券が必要。
LINEで国税庁サイトを友達登録すると、事前に入場整理券を発行してもらえます。
確定申告前に国税庁ホームページを必ずチェック!
2020年に引き続いて、2021年もコロナ禍は続いています。
今年も税制の「コロナ特例」が適用される可能性が高いでしょう。
確定申告シーズン前に、国税庁サイトをチェックしておくことをおすすめします。
(この記事は 2021年1月4日時点の情報をもとに書かれています。必ず最新の情報をご確認の上、関係各所にお問い合わせください)
島村由花名義の記事
マネー系の記事もたくさんあります。
今回のおすすめ文具
おしゃれで節約に便利なハイタイドの「レシートホルダー」
スマホ決済が広がりつつあっても、減らないのがレシートや領収書。
確定申告の重要な資料でもあります。
ハイタイドの「レシートホルダー」は、レシートや領収書をまとめて整理するための文具。
ベージュやブラック、グレイなどのベーシックシックな色から、スカイブルーやピンクのような鮮やかな色まで。
発色のきれいなイタリアPUレザー14色から好きな色を選べるホルダーです。
ゴムで留める仕様がおしゃれ。
同色の家計簿と合わせるのも楽しいですね。
ホルダーは、7つのポケットがついた蛇腹式。
ポケットに1日分の予算を入れて、1日1ポケットとしてレシートとお金を入れて管理すると、節約にも役に立ちます。