FPこみなみの「もらえるお金一問一答」

給付・減免・助成金を年額1,000万円を申請で獲得するFPこみなみの「もらえるお金」まとめ

【もらえるお金】破綻する前にできることがあります!(1月8日発表 厚生労働省生活支援策)

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に「緊急事態宣言 」が発令され、まもなく大阪・京都・兵庫にも「緊急事態宣言」が発令されます。

愛知・岐阜、栃木も「緊急事態宣言」要請を行っているので、「緊急事態宣言」が日本中に広がるのは時間の問題。

 

ここで心配なのが暮らしのこと。

昨年4月16日に全国的に施行された「緊急事態宣言」の時の不便な生活を思い出された方も多いでしょう。

 

前回より倒産・失業が増えている状況で、お店の時短営業や外出自粛を要請する「緊急事態宣言」発令は、より多くの失業者を増やすんじゃないかと、私はとても心配しています。

 

「仕事がなくなったり、家賃が払えなくなったらどうしよう」

 

不安になっているみなさんも多いと思いますが、政府も支援策を打ち出しました。

 

 この記事では、令和3年1月8日、首都圏の「緊急事態宣言」と同時に発表された厚生労働省の支援策をご紹介します。

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(Photo by 写真AC RRice)

 

厚生労働省の支援策(令和3年1月8日発表分)

引き続いて行われている支援策

住居確保給付金(家賃)

勤め先の休業で家賃が払えなくなる恐れのある方に等に伴う収入減少等により住居を失うおそれのある方等に対して、上限を住宅扶助特別基準額とし、家賃相当額を原則3か月分、最長9か月まで支給する制度。

令和2年度中に新規申請した人は、最長12か月分支給される特例があるので、手続きをお急ぎください。

 

住宅扶助は「一級地・二級地・三級地」の区分があるため、地域によって金額が違い、家族の数によっても支給される金額が変わってきます。

必ず、自治体の窓口でご相談ください。

 

 

新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金

休業手当をもらえなかった中小企業の労働者に、日額11,000円を上限に、休業前賃金の80%が給付される制度。

 

求職者支援訓練

コロナで失業して、仕事を探している人を支援する制度です。

雇用保険は加入期間によって、受給できる人と受給できない人がいます。

 

雇用保険を受給している求職者

公共職業訓練を無料で受講できる(テキスト代等実費)


雇用保険を受給できない求職者

NPO法人、専門学校、企業など、民間の団体が行う職業訓練が無料(テキスト代等実費)
要件を満たせば、月額10万円の受講手当等の給付金を受給することも可能。

 

今回は、これまであった支援策が期間延長されたり、制度が新しく作られたり、変更が多いです。

 

新設・期間延長された支援策

 

【延長】緊急小口資金・総合支援資金(生活費)

休業や失業で生活建て直しが必要な方に、緊急で貸し付けられる生活資金で「緊急小口資金」と「総合支援資金」があります。

 

・緊急小口資金(上限20万円)

 

・総合支援資金(上限は月額20万円×3月分)

 

経済が厳しい状況で、生活が苦しい状態が続いている人には、3か月以内の延長貸付が適用できる場合があります。

返済期間がはじまるのが令和4年3月末以前の貸付金も、返済の開始時期を令和4年3月末まで遅らせることができるケースもあるので、自治体などの窓口でご相談ください。

 

【新設】雇用調整助成金新型コロナウイルス感染症特例

一日あたり15,000円を上限に、事業主が労働者に支払った休業手当等の一部を助成する制度です。

 

・中小企業  休業手当の4/5(解雇等を行わない場合 10/10)

・大企業  休業手当の2/3(解雇等を行わない場合 3/4 )

 

営業時間の短縮に協力する飲食店等にも適用される制度なので、まもなく非常事態宣言が発令される大阪・京都・兵庫の飲食店にも適用されるでしょう。

 

【新設】産業雇用安定助成金(仮称)

令和2年度第3次補正予算成立後に実施される制度で、コロナ禍で事業が一時的に縮小し、社員を在籍させたまま、関連会社などに出向させるケースで使える制度です。

助成を受けられるのは、出向してきた社員を受け入れる会社です。

 

新しい制度を会社側が知らない場合もあるので、雇われている人も知っておいた方がいい制度です。

 

参考:厚生労働省

1都3県を対象とする緊急事態宣言の発出に当たっての生活と雇用を守る支援のご案内

 

 

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(Photo by 写真AC akizou)



各省庁・自治体のホームページをチェック!

 

新型コロナウイルスが広がるにつれて、今後、政府だけでなく、自治体も独自の支援策を打ち出してきます。

定期的に、各省庁と自治体のホームページをチェックして、出せる申請は全部出して、生活を守るように心がけてください。

しんどいときですが、みんなで困難を乗り越えていきましょう。

 

風邪のため、更新が遅れたことをお詫びします。

この記事は 時点の情報をもとに書かれています。必ず最新の情報をご確認の上、関係各所にお問い合わせください。

 

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今回のおすすめ文具

 

 

 

私も昨年、コロナ禍や夫の病気で、さまざまな届け出書を出しましたが、その時、窓口でよく言われたのが「シャチハタ不可」。

 

「シャチハタじゃない印鑑を押してください」

 

その理由は

 

・ゴム印が柔らかなので、押印が歪むことがある

・偽造しやすい

・染料系のインクが退職しやすい

 

一つは朱肉を使って押す印鑑を作ることをおすすめします。